【Excel豆知識】エクセルのSUMIFS関数で集計作業も楽にできます!条件が多くなっても大丈夫!
こんにちは。
チーム株式会社の名嘉山瑞希(なかやまみずき)です。
今日は最近仕事をしていて便利だなと感じたエクセルのSUMIFS関数について書きます。
SUMIFS関数の最大の便利なポイントは、条件を複数設定することができることです。
私は仕事でデータをまとめて集計することがありまして、複数の条件に当てはまる合計を求める時にSUMIFS関数は最大限便利さを発揮します。
私の業務で作業にかかる所要時間が半分になってすごくよかったです😄
◎SUMIFS関数は、複数の条件で数値の合計を求めたい時にとても便利。
SUMIFS関数を使って集計作業をした時は、作業時間が早くなりとても捗りました。
先日あるイベントの参加人数の状況をパターン別にまとめて結果を分析することがありました。
SUMIFS関数を知る前は、複数の条件を取り込んで結果を分析するのにとても時間がかかりました。
私の作業のやり方がまずかったのも時間がかかった原因の1つです。
複数の条件を取り込んで結果を分析する作業に取り組んでいる時は「私の作業が自動で行われるシステムが有ればいいのに」と常々思っていました。
しかし、SUMIFS関数を知ってからは作業時間が半分以下になってとても感動しました😂
SUMIFS関数は複数の条件を指定して、複雑なパターンの集計をできるのでとても便利です😄
条件は127個まで指定することができるので、多くの条件によって数値の合計を求める時はSUMIFS関数を使うと作業が早いですね。
◎SUMIFS関数とSUMIF関数との違い。
・SUMIFS関数とSUMIF関数の違い
SUMIF関数とSUMIFS関数を比べながらSUMIFS関数の特徴を書いていきます。
最大の違いは、合計を求める時に指定できる条件の数です。
SUMIF関数は検索条件に指定することができるのは1つだけですが、SUMIFS関数は複数の条件を指定することが可能です。
以下で2つの関数の書式について詳しく説明します。
・SUMIF関数とは
まずSUMIF関数について書きます。
条件を指定して数値の集計を行うSUMIF関数はこんな書式で書きます。
書式:SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)
書式だけ見ていても少し分かりづらいので、それぞれの引数は次の意味を持っています。
- 範囲・・・検索の対象とするセル範囲。
- 検索条件・・・セルを検索するための条件。
- 合計範囲・・・合計したい値が入力されているセル範囲。
※[範囲]と[検索条件]によって絞り込まれた[合計範囲]の中のセルが合計の対象となります。省略すると、[範囲]がそのまま合計の対象となります。
例えばあるリゾートの平日来場者数をSUMIF関数で集計する場合はこんな風に書きます。
・SUMIFS関数とは
一方でSUMIFS関数の書式はこんな感じです。
書式:SUMIFS(合計対象範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2, ...)
それぞれの引数の説明はこんな感じです。
- 合計対象範囲・・・合計したい値が入力されているセル範囲。
※[条件範囲]と[条件]によって絞り込まれた[合計対象範囲]の中なかのセルが合計の対象となります。
- 条件範囲・・・検索の対象とするセル範囲を指定します。
- 条件・・・[条件範囲]からセルを検索するための条件を数値や文字列で指定します。
※[条件範囲]と[条件]は127個まで指定できます。
SUMIF関数の時と同様に、あるリゾートの平日来場者数をSUMIFS関数で集計する場合はこんな風に書きます。
○複数条件のデータの集計を行う際は、SUMIFS関数を活用してみてください。
先日業務でデータをまとめてレポートを提出することがあり、そのときは中々仕事が終わらず自分の作業が手詰まりになっていました。
たまたま近くを通ったシステム部の先輩の田中さんに相談した時に、「僕なら集計作業はエクセルでVBAでマクロを組んですぐに終わらせちゃうよ」と話していました。
私もプログラミングの研修を社内で受講しているのですが、自分が意図したプログラムを組むのに時間がかかります。
ましてやVBAでマクロを組むのはやったことがないので、田中さんに「エクセル関数で便利な関数ってないですか?」と相談させて頂いた時にSUMIFS関数を教えて頂きました。
これまでSUM関数やSUMIF関数は何回も使ったことがあります。
今回のSUMIFS関数はこれまで使ったことがなかったので、初めはどこが便利になったのか理解するのに時間がかかりましたが、実際に使ってみると便利さをとても感じました。
データの集計作業では、SUMIFS関数を是非活用してみてください。
◎最後に
これからも便利だと思った豆知識をブログに書いていきます。
システム開発についてはまだまだ悪戦苦闘していますが徐々に実力も付けています。
将来はシステム開発の仕事をやってみたいので、今のうちに勉強して現場で活躍できるようになりたいです。
女性のプログラマーとしてシステム開発の現場で活躍する姿をイメージして、システム開発の研修も頑張ります。
システム開発の研修での気付きについてもこれから書いていきますね。
それではまた次のブログで。
※システム開発の研修にも参加して勉強している過去の記事はこちら。